恋愛ミステリー。全10話を1日で見てしまった。高層マンションで起きた夫婦殺人事件。現場には男女4人。私が殺しましたと自供する男。10年の刑期を終え出所した男に定年した警察官が訪ねてくる。
『本当にあなたが殺したのですか？』
当時の男のメモには「全てはNのために」というメッセージがあった。被害者夫婦の名前は野口（N）。被疑者の名前は西崎（N）、希美（N）、成瀬（N）、望（N）。被疑者3名が暮らすアパートの名前は「のばら荘（N）」。殺したのは誰？そしてNとは何？
1999年から2014年の間を交錯させながら進むストーリーは飽きがなく、『なぜあの4人は夫婦の家にいたのか？』『あの日何があったのか』という謎が徐々に明らかになっていく展開が本当に上手くてぐいぐい引き込まれてしまいました。
ラストで明らかになるのですが、もう本当に恋愛ドラマにあるボタンのかけ違いの展開が凄い。ネットもスマホもある時代に東京ラブストーリーばりのボタンのかけ違いドラマを作れるのは本当凄いと思う。
『人は愛する人を守るために嘘をつく』
まさにこれは恋愛ミステリー。
