
隠岐で再会してからさらに10年。40代になった彼らは、それぞれの人生を歩んでいた。 カースケは仕事で知り合った聡子と結婚。聡子の実家の会社を再建し、社長に就任したものの、自由のない生活にうんざり。 グズ六は人材派遣会社を経営しているが、浮気が原因で紀子とは別居中。 オメダは鳥取で造り酒屋を営み、市長選への出馬準備で忙しい日々を送っていた。 そんな彼らのもとにワカメから手紙が届く。身延で旅館を始めるので最初の客として招待したいというのだ。ひさしぶりに集まることになった彼らだが…
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