とても楽しませてもらいました。たっぷりのボリュームで医師パク・シオンの成長をともに見守っているかのようでした。命と24時間向き合う医師という職業、本当に大変ですよね。タイトルの「グッド・ドクター」、何をもってグッドなのかというのもよく命題になりますが、このドラマでは最後にキム教授が言った「常に何が良いことが自分に問い続ける医師」というのがとても腹落ちしました。とても真摯な仕事への向き合い方だと感銘しましたね。
ドラマとしては後半の3話ぐらいがとても盛り上がり、ふわぁーっと幸福な気分にさせてもらいました。20話となかなか長いのに、最後での盛り上げ方はとても良かったと感じました。キャストとしてとても心に残ったのは、自閉症（サヴァン症候群）のレジデントを演じた主役パク・シオン役のチュウォン、フェローでありヒロイン、チャ・ユンソ役のムン・チェウォン、教授役であり一番印象に残ったキム・ドハン役のチェ・サンウク、この3人がドラマを大きく彩っていたと思います。個人的には初回から強烈に厳しい教授のキム・ドハンが変化していく様子がなんとも心温まりましたね。こういうのギャップ萌えっていうのかな。最後は笑顔にはにかむ様子が印象的でした。チャ先生役のムン・チェウォンの演技もとても良かったし、とても可愛らしい方だなぁと（だけどやっぱり強いね！笑）。今後注目していきたい俳優さん達でした。
