受験シーズンということもあり（笑）このタイミングでレビュー。
TVerで夏くらいに上がってて、
あらすじ見たら高校受験の学校視点？
地味な題材のわりに長澤まさみ主演？
と気になって特に前知識なく見始めたらかなり面白くて
更新が待ち遠しかった。
10年ほど前の湊かなえミステリーです。
電源切って外に置かせたはずのケータイが教室で鳴ったり、
試験中に問題が漏洩したりととにかく「なにか」が起こり続けて胃が痛い。
学歴社会への疑問が、とある地方のエリート校という設定で、
あまり主語を大きくしすぎず、あくまでフィクションという体裁で、
織り込まれているのがちょうど良い。
13話のほとんどが入試前日と当日に費やされるのだが、
群像劇の様相も呈してきて惹き込まれる。
長澤まさみは、去年だとエルピスも見たんだけど、
社会派でもいい演技しててこの頃から幅を広げてたんだなあ。
まだ幼さの残る高杉真宙くんもよい。
主題歌のバックナンバー「青い春」にもハマること間違いなしです。
