けー

SUPERNATURAL Ⅻ<トゥエルブ・シーズン>のけーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

“Greater Good”を語りだすとロクでもない。

神様のおねーさんダークネスからディーンへの感謝の品として天国から蘇ったママン・メアリー。

素直に喜んでいいのやら悩む間も無く英国賢人協会がアメリカに進出開始。
まずメアリーが感化され、次にサムが感化される。
ついでにアメリカ大統領に乗り移ったルシファーがケリーを妊娠させ、「大天使と人間のハイブリッドは世界を破滅させるんだぜ怖いんだぜー」と探し出して誕生を阻止せねばとなっていたところでキャスが「この子供はこの世界を苦しみのない世界に変える。僕は赤ちゃんを守るー」と、これまたディーンの言葉にも耳を貸さずに去っていく。

ディーンの言うことに耳を貸さないととんでもないことにしかならないっていうのをなぜサミーもキャスも学習しないかね!

一方、ディーンはなんだか大人になって、怒りはするけど成り行きを見守るぐらいの許容量がでてきたのか、何かやばいことになったらオレがサムもキャスも守る的スタンスになっていて、ディーンの懐の深さというか、負感情の昇華のさせ方がうまくなってきたというか、感情の新陳代謝がいいというか。
案外精神的に打たれ弱かったディーンだったけど、克服しつつあって頼もしい感じがした。

で、今シーズンは英国賢人協会のうざさ極まりでちょっと見続けるのがしんどい部分もあったのだけど、完走してみれば”Greater Good”の恐ろしさ、厄介さ、いかがわしさみたいのがよく描かれていたのかもなぁと思った。

あと2シーズン、がんばる。
けー

けー