カオリ

バンド・オブ・ブラザースのカオリのレビュー・感想・評価

バンド・オブ・ブラザース(2001年製作のドラマ)
4.6
スティーヴン・スピルバーグ&トム・ハンクス製作総指揮による
BBC/HBOの第二次世界大戦中を舞台とした全10話テレビドラマシリーズ

登場する人物は全て実在する人物の実名で、基本はE中隊の隊員たちの群像劇となっている。

20年以上前の作品ですが、初鑑賞です。
基本的に戦争ものはそんなに好んで鑑賞しないのもあって、ドラマだと更に長いし、どうなんだと思いながら鑑賞。

どうやって撮ったんだっていう銃撃戦中のカメラワークに圧倒。
そして、今となっては主演級の役者さんが若々しくちょい役で沢山でておりますが戦争の常で…若者たちがバンバンお亡くなりに…😢

サイモン・ペッグ可愛すぎるだろう!トム・ハーディも可愛いぞや~しかし既に裸男優(?)だ!
でもやっぱりカドリッツ軍曹、あのお話は切ないながらもカッコよかた付いていきたい。

大筋でウィンターズが主役だけど、各epでクローズアップされたりモノローグしたりと主役が変わっていくような感じ、繋がってはいるけど、ep単体で観てもしっかりとした作品になっていました。

ep7の通称ドクが主役の回も面白かったけど、お気に入りはep8のリプトンが語る回で、これはもうこのお話だけで1つの映画作品のように完成されていました。
空気の読める男リプトンの苦悩。仲間との絆と別れ。雪原の美しいエフェクトの中で地獄絵図としか形容しようのない怒涛の砲弾襲撃。身体も心も大負傷。指揮官が終わってると総倒れするよねっていう現代社会でもあるあるな修羅場は戦場だとまじで死ぬんだ全滅やん・・・からの、噂の彼の行動にニヤリとするリプトンさん。ようやく一息ついたラスト。・・・いやぁ名シーンばかり!
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