みんな俳優が役柄にピタッとハマってる感じがする。
表舞台から消えてしまった小出恵介演じる橘恭太郎。実は彼が裏の主人公。
このドラマの裏テーマって、恭太郎のアイデンティティ獲得なんだよね。
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日本は、ロケ地も狭く、特に都市部では撮影上の制約も多いため、「時間系SF」のクオリティが高いと言われる。
つまり、外でいろいろ爆破したり、大量の車を爆走させたりとか、「テネット」みたいなSF作りは国内ではなかなか難しいため(その前に予算の問題もあるけどw)、
タイムループやタイムリープなど、時間系のSFが自然と多くなる。
これなら別に爆破しなくていいし、セットだけでも撮影できる。
そのかわり、脚本が甘いと、作品全体の出来にもろに影響しちゃう。
「時をかける少女」は時間系SFの代表作だけれども、「時間」というのは「思い出」や「郷愁」と結びつきやすく、
ノスタルジーな作品を好む日本人にとって、時間系SFは本来、なじみやすいんだと思う。