実在した端敬王妃をモデルに
壮大なスケールで作られたロマンス時代劇。
という触れ込みですが
ロマンスの部分は
恋愛的というよりもっと人間的というか
夫婦愛や家族愛に近いと思います。
個人的には
3分割して評価したい（笑）
王妃の少女時代は
すごく楽しかったんです。
まだ子どもなのもあって
宿命はあるけれど
ほどよく無謀な冒険があったり
無邪気な約束があったり。
そして
ながーーーい権力争いパート。
ここがちょっとあたしは
中途半端に思いましたかねえ…
先王の暴君ぶりは見応えあったんですが。
主人公たちの立ち位置が揺らぐので
観ているこちらも不安になるというか
まあ
時代が時代で、立場も立場ですもんね。
仕方ないんでしょうけども。
ここは貫いてほしかった、
ってところで
あんまり期待通りにいかなかったなあ。
ただ
最終回のインパクトは凄かったです。
なるほど
そういうオチなのね？と思ってからの
数分間での大展開。
涙止まらず
胸苦しく。
ラブラインが主軸ではあっても
かなりちゃんと時代劇でした。
女というより
妻の生き様、見事だったと思います。
