モンキーマジックの主題歌アイシテルが好きで思い出してレビュー。
中学3年生の頃に見て、未だに記憶に残ってる。重く暗い内容だけど加害者家族に焦点が当てられてて、当時15歳の私でも見入ってしまった作品。
稲森いずみさんが被害者のお母さんにお墓で泣き崩れるシーン今でも鮮明
涙した記憶があります。

ドラマの内容はもちろんmonkey magicの歌がまたいいんですよこれが...
ドラマの内容については加害者側の親に味方したらダメなんだろうけど同情してしまった。これみたとき小学生とかだったけどかなり鮮明に覚えてる

小学校高学年の男の子が、低学年の男の子を死なせてしまうというショッキングな事件を題材にしたもの。
加害者の母（家族）と、被害者の母（家族）の苦しみが交差していく。

死なせてしまったのには実は理由があるのだけど…それはどんな子が当事者になってもおかしくないほど些細な事だった。
でも、大人にとって些細に思える事が、子供にとって重要で大きなこともあるのだ。

母親として自分の子供を育てるのは、本当に難しくて怖いことだなって、こういうドラマを観ると思う。ちょっとした事が子供に影響するのかもしれない、と思うと怖いし、震えるし、悩んじゃいそう

だからこそ、母親って偉大だ。
世の中のお母さん、無理しないで…。
みんなで偉大なお母さん達を支えないとね。

加害者の母、被害者の母、どちらの立場になっても苦しみは計り知れない。
それを、丁寧に、苦しみに寄り添いながら描けている作品だと思った。

お茶の間で観るには重すぎるのは分かるけど、目を背けてはいけない、忘れられないドラマです。