侍戦隊シンケンジャーの19の情報・感想・評価

侍戦隊シンケンジャー 第19話 侍心手習中 源太という異物を活かし、侍の精神性を掘り下げる良エピソード。自分の命をなげうって人を守ろうとする高潔な使命感と、言葉を交わさずに通じあう仲間との信頼。源太は出自が異なるため、こうしたメンバー間で共有される前提を改めて視聴者に伝えるのに適任。 今回提示されたメンバーの意識は、次回さらに掘り下げられることに。そうやって追加メンバーが登場したタイミングで目的意識を再確認することで、後半の殿を追い込んでいく展開に繋がる。実にロジカルな構成で、毎回唸るばかり。 また、この回は戦闘停止の理由付けがうまく、かつバリエーションに富んで面白い。刃が油でなまったから、特殊な斧を失ったから、火と油の相性が悪いからetc…。なあなあで流されがちなところ(特にシンケンは水切れという万能の言い訳がある)、論理的な展開が見事で隙がない。

流ノ介と源太のコンビいいじゃん…