デアデビル　シーズン2のyutaのレビュー・感想・評価

ヒーロー観や正義感を問うのがシーズン2のテーマだったように思う。
犯罪者であっても絶対に命は奪わないデアデビルと､犯罪者であれば誰でも殺すパニッシャーという異なるタイプのヒーローを扱うことで観る側は考えさせられた。ヒーローたる者如何なる命も奪うべきではないのかという提起は､命を奪う行為は誰が担っても秩序を脅かすことに繋がる､殺人以外の犯罪を含め如何なる犯罪も悪党の殺害で防ぐという二つの見方で答えは変わってくるのでは。
マットもフランクもそれぞれにそれぞれのヒーロー論があり､どちらが正しいと断言できない点が面白い。