ちょっと魔法でばんそうこ

薔薇のない花屋のちょっと魔法でばんそうこのレビュー・感想・評価

薔薇のない花屋(2008年製作のドラマ)
4.0
松田翔太。
英治と雫ちゃんの対等なやり取りが楽しいね。挟み込まれるユーモア良き。
見たことのある野島伸司脚本で良かったのは『ひとつ屋根の下』。近く、『101回目のプロポーズ』も見るので楽しみ。
内容が面白いのはもちろんなんだけど、最終話まで散りばめられた布石が美しい。
本作は、自分が小学生の時にやっていた印象。チラチラ見ていたと思う。竹内結子と香取慎吾の組み合わせ、そして緑色の看板(?)の花屋が記憶に残っていた。実際、2008年放送ということなので10歳の頃だ。
ドラマ全体を包むメッセージのなんたるか。
漫画で言えば『水は海に向かって流れる』を読んだときのような衝撃と感動。
どうしてあんなに優しくいられるんだろう。
悲しくて悲しくて涙が溢れるのに、心があったかくなる作品。
香取慎吾 優勝。
脚本:野島伸司
音楽:吉俣良

#1話 北風と太陽
 ✏︎「色違いあるんだ」はワロタ。
#2話 花のように笑う人
「俺はいいけど」 花が咲くように笑う 「味音痴ですから」
#3話 終電までに探して
「ずっと寝ててほしい🤫」 美女と野獣
#4話 明かされた過去〜3万人の子供たちへ
「で?何買ったの?」 嘘
 ✏︎ 雫ちゃんが良い子すぎて・・・(笑)
#5話 世界一長い告白!
単純で簡単に 低く見積もっている ◎
 ✏︎ 素敵なバレンタインデーだな!おい。
#6話 暴かれていく秘密
目が見えてるときに いい天気ですね 世の中の上のほうでふんぞりかえる 信じる 肉親だと世界が詰まるから それでも会いたい
 ✏︎ あのシーンのうしろで「月の光」が流れているところとか、芸術的な作品だと思う。
雫ちゃんは頭が良すぎる。
#7話 親が子供を叩く時
せき止める 話す 果てしない忍耐 専属カメラマン
 ✏︎ 今話のあのシーンで泣けない人なんているんだろうか、と思うくらいすごいシーン。香取慎吾の表情、それを受け止める八木優希ちゃんのお芝居。
そしてまたまた今話のラストシーンに待ち受ける新たな事実。とても静かな、でも大きな衝撃。
#8話 さよなら父ちゃん
アイリス 一日延ばし 売り上げ 家の目の前には花屋
#9話 衝撃!全ての真実
見えない力 シンデレラ 売り物にはしない
#10話 愛を取り戻すため
面白くもないのにニコニコしてる 僕はいいんだ ひとりっ子 あなたが「キライ」 健全で健康に育った人
#11話 薔薇を売る花屋〜涙の一滴(しずく)
悔いる間も無く過ぎていく わたしの勝ちよ 名もなき戦士 涙のひと雫

♩ずっと一緒さ / 山下達郎

◼︎2023年1月12日〜1月17日(火) 鑑賞