このレビューはネタバレを含みます
放送当時ぶり2回目の視聴。
いくらなんでも人が良すぎるし人間が出来すぎだろう...とは思うけど、そんなこと吹っ飛ばす名作。
「名もなき戦士」「幸せの真ん中」「winner」「薔薇」細かい伏線に気づく度にもう一周したくなる脚本だった。微笑ましすぎる父子関係に癒され、告知の電話を経ても今まで通りを貫こうとした2人の強さと固い繋がりに涙。大人で物分かりが良すぎる雫だけど、あの英治が育てた子ならと腑に落ちちゃう別の意味の確かな血を感じた。
穏やかで落ち着いた役の香取慎吾がものすごく良かった。たくさんの感情を背負い込んだ大きくて寂しげな後ろ姿が印象的。マスターとのやりとりはクスッと笑えて良かった。玉鉄はめちゃくちゃかっこいい。そして竹内結子のあの笑顔にまた会えて、切ないやら嬉しいやら...。