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のだめカンタービレのtoncoのレビュー・感想・評価

のだめカンタービレ(2006年製作のドラマ)
4.8
マンガ実写化の最高峰ドラマ!
再現率もすばらしいし、シンプルにドラマとしてよくできてる!
当時は新卒1年目くらいで毎日終電生活だったけど、最終回をリアルタイムで見たくて仕事を必死に終わらせて帰った記憶が…

玉木宏はなかなかこの時の千秋先輩が当たり役すぎて、イメージ脱却に苦労しているようだ。のだめ役の上野樹里もそうなんだろうけど。

まずこれは原作がそもそも最強におもしろい。タイトルは「のだめ」カンタービレなんだけど、実質的な主人公は千秋先輩。天性の才能はあるけど上を目指すことに全く興味がないのだめを奮起させるうちに、千秋先輩自身が音楽家として、人として成長していく。

その最後の集大成でもある、オーケストラの指揮の様子は、玉木宏自身も感極まってマジ泣きしてるんですよね。
役者さん全員が最高のパフォーマンス!瑛太が演じる峰は、原作より男前度(外見も中身も)が増してるんやけど、千秋との信頼関係が紡がれてくところもすごく見ごたえある。
最初は峰をバカにしてた千秋が、ある時に、「なんでみんな峰を笑う!?」って心の中で静かに怒るところがほんと好きだ。

定期的に再放送してほしい。
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