キャトラーズ

宇宙を駆けるよだかのキャトラーズのレビュー・感想・評価

宇宙を駆けるよだか(2018年製作のドラマ)
3.1
1ヶ月ぐらいの間で
同じ人間たちが3度も飛び降り自殺して
必ずほぼ無傷で生き返る学校
怖過ぎて行きたくなくなるわ。
つーか、男メンツに関しては
階段二段飛ばしレベルの感覚で
何の躊躇も無く飛び降りてて笑ったわ。

火賀を演じる重岡さんの評価だけが爆上がりする作品だった、
本当に美味しいところ全部持っていってんのこの人だった。


内容に関して色んな点で些か疑問が残る。

あゆみが初めて直面する
自らの容姿に対しての他人の視線と
ブスの立場についての問題、
というかあゆみが悩んだ数個の問題に関しては
ほとんどが「そんなの関係ない」と
火賀が言ってくれただけで
(そう言ってくれる人が居るならいいか)と
なっているだけで根本的な解決の答えが出ていない。
あまりにも箱入り娘のあゆみの視野の狭さと
狭い視野の中で行われる善意が目立ち
結局のところ海根然子へ綺麗事を吐くだけで
海根然子が仕方なく譲歩して丸く収まった感じが残る。

あと、申し訳ないんだけど
富田望生さんが
ブス寄りではあるが
ブスの中ではブスじゃない方なのも
結構難しい。
多分もっとブスで同世代の女優は沢山居る、
富田望生さんに関しては
痩せればイケないこともない
デブ専なら寧ろアリなビジュアルなので
高校卒業後にこの街を出て
良い人に会えれば全然幸せな道が
見えてくる気がしてならない。


面白くないわけではないが
笑って終われないツッコミどころも多段にある作品だった。
キャトラーズ

キャトラーズ