こづみっく

ウォーキング・デッド4のこづみっくのレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド4(2013年製作のドラマ)
3.8
刑務所を総督に襲撃されるPart2により、散り散りになった各メンバーが、線路の終着駅を目指して進むシーズン。
これまで目立ってなかったベスがの前向きさにダリルが救われているところが微笑ましい。ダリルは、シーズンを重ねるごとに人間的成長を感じます。この世界の道理である「生きること」を通して、仲間を慈しみ、共存することを日々の生活で知っていく姿に、ファンが多いだろうなーと思います!初期メンバーでも、荒くれ者で厄介者扱いされてたなんて、今では考えられないですね!!コミュニティの中でも強いし、頼りになるし!

タイリースとジュディス少女の姉妹ふたり、キャロルのチームが壮絶すぎた...妹の方を心配してたら、まさか姉の方がガン(病気という意味ではなく)だったなんて...ジュディスが泣いて、口を塞いでるあたりから、あれ?なんか怖いなこの子って思ってたけどあれ伏線だったんですね...キャロルも悲しむわ、そんなん。

身を守るため、生き延びるためなら、ウォーカーだけでなく、コミュニティ内にいると、生活の継続が危うくなりそうな者を殺してしまって追い出されたキャロルだったけど、和解してリックたちと戻れて良かった。身内愛が強いか強くないか、だけど人間を殺す、ことに抵抗を感じる人が死に、そうでない人が生き残る、といった法のないこの世界で人道的とは?自分は人間としてどう生きるか?を登場人物たちが戦い通して常に自問していたように思います。

終着駅にそれぞれ着いたキャラクターたちは食うか、食われるかの次シーズンに繋がっていきます。サンクチュアリは本当にあるのか?旅の終焉はハッピーエンド?バッドエンド? 飽きない洋ドラです!