サム太郎

ウォーキング・デッド5のサム太郎のレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド5(2014年製作のドラマ)
3.0
薄々勘付いてたんですけどこのドラマって主人公が頭から思いっきり血糊を被って瞳孔の開き切った瞳で何か人倫に悖る発言や行動をしたり苛烈な決断を下さんとするような姿に興奮している人が制作サイドにいますよね。まあハンサムはなんぼ血まみれになってもいいですからね、気持ちはわかる 最終話のあとで該当回のザ・トーキングデッド(秀逸なタイトル)も見たんですけど、メリッサマクブライド氏が今シーズンとても楽しんでキャロルを演じたということが分かったので、なんか全部良かったのかなって思いました。このドラマずっとそうだけど今シーズンも長く共に歩んできた仲間の退場が多くて悲しい。新しい顔も数多く登場すれど、彼らの顔や名前はどこまで把握しておくべきなんだろうか? などと最低なことを考えてしまう。ベスはウォーカーではない人間が人間を襲って食料にするような悍ましい状況が存在することを知らずに逝ったんだという妙な安心はあれど、強い彼女はそんな世界にも美しさを見出しただろうし、やっぱり生きてアレクサンドリアで仲間や街の人々に囲まれ、ジュディスを抱いて、歌を歌ったりしてほしかったなと思いました なんであそこで飛び出しちゃったんだろうね。
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