よだりお

ウォーキング・デッド シーズン11のよだりおのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ついに完結…………
まだ見初めて5年しか経ってなかったんか…いやーー長寿シリーズで色々カオスになりながらもうまくおさめたし後半の怒涛の展開すんごい…感慨深いな…
結局最後までウォーカーの病についてはほぼ何も解明されず。どっかの共同体では研究が進んでたりして。なんか色んな銀河がある小さな宇宙みたいやな。ここまできたらこれでいいや。

22話が良すぎたな……
この世界に息子を生んでしまったマギーへのキャロルの言葉、「彼のおかげでこの世を良くしようと頑張れるでしょう?それが希望というものよ」
愛する人を守ろうとするニーガン、そのニーガンを守ろうとするアレクサンドリアのみんな、、、これまでのことを考えると胸がいっぱいになるな、、、すごいドラマやでほんまに
ニーガンの話は、死刑制度の問題とか、犯罪者更生全般について考えさせられるなあ。「苦しんで死ぬことは簡単すぎる、生きて日々善を尽くす姿を見てこそ、この喪失感からくる怒りに支配されずに済むのだ」
ほんでマーサー良キャラすぎる、あの"yeah"は痺れた

シーズン通して1番好きやったんはマギーとニーガンの対話シーン。
「許せないことが分かったから、ああ言ってくれてありがとう。」
あの一件以来グレンについてマギーは語らなかったから、彼女の口から溢れ出る真心のこもった言葉かなりきた
結局2人がパメラを撃ち殺さないのもよかった。

死ぬ時に隣で祈ってもらえるっていいなと思った。本当にそうなれる気がするし。希望をもって逝けるし。

作品のなかで、恋仲にあるわけではない2人が繰り返し「愛してるよ」と伝え合う。
どんなことがあってもお互いのことを絶対に裏切らない強い絆をみんなが互いに持っていて、その関係はもう愛なんだろうと思うし、今私が生きている世界よりも極限状態で不幸なはずなのに、なぜかとても豊かに見える。
We’re the ones who live…