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SHERLOCK/シャーロック シーズン2のLzのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

政府(マイクロフト)が絡む大規模な事件を解決する際のシリアス具合がとても良い。基本的に全部大規模だとは思うけど、命がかかった事件となると神秘的な謎が右往左往して物凄く惹きつけられる。

シャーロックの情感が揺れ動くのを見れるからだとも思うけど、ストーリー自体が巧妙で無駄がなく、こじつけ感も与えない程登場人物が個性的で賢く動く…。

シーズン1とはまた違った魅力を楽しめる。シーズン2らしいシャーロックとジョンの関係性も出来上がっていて、大・満・足…!!
シーズン1で言われていたように、ジョンがシャーロックに与えるのは好影響か悪影響というのが密かに問われる内容になっていると思う。シャーロックにとって、ジョン以外にも大切に思える人は無自覚にも勿論いて、ジョンと行動を共にするようになったことでそこに弊害が出来るようになった。でも、その存在を意識できるようになるにはジョンが必要。ジョンがいなかったらそれに気づけなかったけど、ジョンの存在がシャーロックを迷わせる……
そんなジレンマを痛感するストーリーだった…。

マイクロフトがシャーロック同様、思いやりや感情を有益ではないと示した発言に、シャーロックに対する愛情が隠れていると思った。それはホームズ兄弟らしく、彼らにしか通用しないもの。


シャーロックがどんどん好きになる一方、ベネディクト・カンバーバッチの魅力に圧倒されて行く…。
シャーロックとジョンは勿論、レストレードといいマイクロフトといい男性陣のキャラが良過ぎる!!!
シーズン3は少し日を置いてから楽しむとしよう。。
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