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SHERLOCK/シャーロック シーズン3のJのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

さすがBBC。シーズン3になっても衰えるどころか面白さを継続してる。なんなら観てる人をどんどんシャーロックの沼に陥れてる。最高に面白かった。

相変わらず1話1話が精巧に作られていて、観ててかなりの見応え感じる。頭脳的なストーリー展開に加えて、どの話においても甲乙つけ難いぐらい濃くて面白いストーリー内容が観る楽しさを増幅させてる。

今回はワトソンの妻であるメアリーが軸のシーズンやったね。ワトソンの周りは変わった人しか集まらんのかな(笑)。

相変わらずシャーロックの観察眼からの洞察力の描写が好きすぎる。ハイテクなコンタクト付けてるのかってぐらい異常な観察眼と洞察力。あと、精神の宮殿の描写も好き。しかも今回はそれについて少しだけ深く描かれてた。今シーズン最大の敵であるマグヌセンも同じ才能の持ち主で、なんならシャーロック以上やったね。精神の宮殿って精神集中するための自分の世界だけでなく、記憶を溜め込む場所でもあったんやな。

2話目の結婚式スピーチで事件の話が展開されていくストーリー構成良かった。新鮮さがあって面白かったね。てか、この話のシャーロック、他の話以上にカッコよく思えた。シャーロックにもこんな一面があったなんて。久しぶりに誰かに尊敬と憧れを抱いた気がする。

3話はシャーロックの数少ない敗北やね。マグヌセンが想像以上に凄い人やった。秘密の書庫の描写が何回もあったけど、まさかの全て脳みその中やったとは。人智を超えた記憶力。最後のシャーロックが銃でマグヌセンを撃ち抜いたときは正直驚いた。出し抜くための次の手が思いつかないぐらい苦しい状況やったのが伝わってくる。こうゆう頭脳タイプの敵が一番攻略しづらい。

4話目観た時、なにこの話と思ったけど、調べてみたら特別編として放送されてたのか。なんなら日本では劇場公開してるし。ちゃんとした続話と思ってたからびっくりやった。
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