傘籤

TRICK2の傘籤のレビュー・感想・評価

TRICK2(2002年製作のドラマ)
-
再鑑賞。山田と上田の凸凹コンビが今回もあらゆるインチキ商法やエセ科学に挑みます。基本ずーっとふざけてるんだけど、たまにシリアスになるので良い具合にメリハリが効いており、だらだら見るのにちょうどいい。好きなドラマなのでどうしても評価が甘くなるので、それ込みでこのレビューは読んでほしいのだけど、正直仲間由紀恵と阿部寛がわちゃわちゃしてるのを見てるだけで私は幸せになってしまう。それくらい二人のバランスが良いし、そのほかの脇を固める登場人物もいちいちクセが強くて面白い。まあトリックの種明かしをされると「それはちょっと無理あるよな〜」と思うものも中にはありますが、これコメディなので、会話とか小ネタの方が製作者的も気合い入れて作ってそうな気がします。シーズン1に比べると犯人がわからないまま進む話も増え、よりミステリー度は上がり、その分後味が悪い話も多くなっています。それでもなぜか観ていて嫌な印象にならないのはファン目線ということを抜きにしてもキャラクターの良さがあるからでしょう。シーズン1からパワーダウンすることなく、微妙に新規軸を打ち出した本シリーズも相変わらずゆるく、良い意味で「適当」な雰囲気があり、この時代の空気感も感じられて素敵でした。さて次は劇場版観るかな。
傘籤

傘籤