このレビューはネタバレを含みます
みんながマッツマッツ言ってる理由が分かった。
こーれは、マッツ・ミケルセンのこと大好きになりますね。
この色気最高です。
主人公はウィルなのに、もうマッツがたくさん出てきてほしい。
ブロマンスと聞いていたが、そうとらえてみるとそうにしか見えないがそう思わずに見ても全然大丈夫なくらい普通に見る分には二人の腹の探り合い的なのがめちゃくちゃ面白い映画。
シャーロックなんかと比較するとハンニバルの方が圧倒的に暗くて重くてコメディ的なシーンが少なく、退屈になりそうな人はなりそう。
ただ、画面がとにかく美しく。死体のバリエーションが豊富。グロイんだけど、美しい。人間楽器や人間トーテムポールなど。
何よりマッツが美しいのでマッツ見たくて見れちゃう。スーツの着こなしすばらしい素敵！
また何の肉が使われてるかわからない料理シーンもすごく素敵です。おいしそうなだけじゃなくて、とにかくマッツの身のこなし、所作がすべて美しく料理もおいしそうで一回食べてみたい。
レシピのカード取って、名刺とって、4連続くらいそれで人死んでたのめっちゃ面白くて好きでした。
とにかくハンニバルの行動のどれもこれもがスキが一つもなく用意周到でどこまで先を読んでいるのか、行動すべてに無駄がなくさすがです。
シーズン１ではあまりハンニバル自身が格闘するシーンが少ないですが、少ない格闘シーンもすごくカッコよくてよかったです。
また、言葉巧みにみんなが自分の思うように動かしていく様も見事です。ウィルがハンニバルが犯人だと気付く危うさを常に抱えながらもそれでもウィルだけは殺さない、友人だと認めるその執着っぷりはやはり深い。
でも最後ウィルに罪を擦り付けるのはひどいよ！！！
シーズン１に関してはとにかくウィルが可哀想だった。
だんだんだんだん、幻覚・妄想などの症状が悪化していき、時計もまともに描けない。ぐちゃぐちゃ時計可愛い。
あと犬たくさん飼ってるのも可愛い要素。
ウィルが可哀想すぎるので、捜査から外してほしいのにジャックがそのまま続行させるのほんと可哀想。
ＦＢＩは相変わらず無能。というか、ジャックが無能。
奥さん以外の人にめっちゃ厳しい。
人死に過ぎだろ問題。
アビゲイル結構好きだったのになぁ。
面白いんだけど、惜しい感じもする。
これはシーズン2以降にめっちゃ期待しているのだが、まだシーズン１だけだと二人の接触具合が少ない気がする。
こう、これから二人の接触が多くなりそう…次こそは…次こそは…という活力で13話見た感じはある。
あからさまなそういうシーンはめっちゃ少なく、そもそも友人関係になるまでも半分くらいつかっていたのでその点では少し物足りない気もする。
まぁ、いうて友人同士の二人の腹の探り合いなので仕方ないんですが…。
個人的にはハンニバルがウィルの匂い嗅いで
「もしかして嗅いだ？」
「嗅いでみたくて」
みたいなやり取りが一番好きでした。
マッツのハンニバルみたらもう元のハンニバルには戻れないくらいマッツが素晴らしかったです。
