1930年代ごろの日中戦争前後を舞台にした人気京劇役者・商細蕊と北平(北京)一の商人・程鳳台の二人の絆の物語。
ブロマンスって言われてるけど、個人的にはう~~~ん。ブロマンス要素はそこまで濃くはないかな(陳情令や山河令と比較して)。
衣装、特に程鳳台やその周りの人たちのいかにもお金持ちです!みたいな洋服や、京劇の美術等はかなりこだわりを感じた。
京劇シーンは、本当に画面が美しすぎてそれだけで見れた。
ストーリー的にはちょっともたついてる感じはする。
簡単に言うと京劇にてんで興味なかった北平一の金持ち商人である程鳳台がひょんなことから人気京劇役者・商細蕊の演技を見て、惹かれてしまいその一座のパトロンになる話。
商細蕊の一座が全体的に頭悪すぎるし、商細蕊以外の役者がてんでダメすぎる。
この一座が舞台に立ちたいけど、邪魔されてみたいなのが前半はずっと繰り返される。
35話あたりからは日中戦争が絡んでくるので、日本に占領された北平の話や、日本人と仲良くしていたところをスクープされる商細蕊や、商細蕊を守ろうと日本人に協力しなければならなくなる程鳳台の葛藤や、そこからどう対抗していくかの話。
程鳳台の奥さんもメイン出番が多く、いつも怒っていたり不機嫌なことが多かったが、頭が良く毅然とした態度で良い奥さんだと思う。
この程鳳台の家族回りも結構ややこしい(中国ドラマではあるあるだが)。
ラストよく分からなかった。