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プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~<ファースト・シーズン>のCinemanのレビュー・感想・評価

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一面の黄色の🌼といい、モノローグといい、少年の回顧といい..バートンのBig Fish meets Ameliといったところ。

触れられない設定により、ハグはおろかキスもできないという、今の時代では非常に珍しい究極のプラトニックラブのいじらしさよ...
2000s末の同時代作品がどんどんエログロバイオレンスを過激化させていたことを思うとなおのこと稀有な作品。一服の清涼剤的な。
まあその分グロ方面は容赦ないのだけども...

しかもそれがティーンでなく20代後半というリアルさがなんかいい。
死者との通い合いというテーマからしても、少し人生の甘さ苦さを知ってるという意味でわかすぎない設定なのが絶妙だと思う。
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