ちどりん

イニョン王妃の男のちどりんのレビュー・感想・評価

イニョン王妃の男(2012年製作のドラマ)
4.2
若い頃のユ・インナはこの頃から声も喋り方も可愛い。
よくある過去の人間が現代に現れるというファンタジーな設定。
時代劇の内容も、現代ドラマとしての内容もしっかりしている。
現代と過去との関係の辻褄もよくあっている。
恋愛ドラマとしてもたくさんの場面でキュンキュンさせられて期待を裏切らない。

2012年に制作されているドラマのせいか、今の韓国ドラマで見る女優のお肌とは違ってアップになると毛穴や鼻の頭に毛(⁉︎)など見えて粗い。
これを見ると、私たちにもこれからでもまだ綺麗になれるという嬉しい錯覚を与えてくれる(笑)

昔と今との行き来ということでバックミュージックも韓国の昔の楽器を使った音楽が流れてくるが、たまにその融合が噛み合わない音楽もあった。
ラストのときにかかってくる歌がとてもよく更に盛り上がりを見せた。

公園に置かれていた赤い電話ボックスがキーとなっているがやけに浮いていた。

初めはチ・ヒョヌの顔は好みではなかったが、武芸の達人として立ち回りする姿もめちゃくちゃカッコよく、現代での可愛い笑顔ややり手な立ち振る舞いが選ばれし韓国スターのカッコよさでもある。

真面目な男性との恋物語がハマるユ・インナはこの時に確立していたのだった。

とにかく素敵なドラマ。
ちどりん

ちどりん