りんや

ブレイキング・バッド SEASON 3のりんやのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

いやー面白かった。

S2よりもガスの組織との関係性が濃くなって意図してるしてないに関わらずどんどん裏社会に巻き込まれていくキャラ達。流血沙汰も増えて物騒になってきてますます目が離せなくなってきた。

ウォルターのガンも治って(?)スカイラーとも共謀になって、ウォルターホワイトとしての面が小さくなってハイゼンベルクの面がどんどん広がっていってるね。離婚届も記入したしスカイラーも巻き込んでしまったしで家庭として崩壊に進んでるはずなのに今までより落ち着いてまとまってるのも皮肉だなーと。

E1から出てきた謎の兄弟、そこからトゥコのオジキがまた出てきた時はビックリしたけど確かにそういうばいとこが来るとか言ってたなーと関心関心。こいつらの登場で流血沙汰が増えた。最初の奇妙な匍匐前進は何かの儀式だったのだろうか…

毎エピソードどんどん話が展開してって面白かったけど、その中でE10はすごい特異なエピソードだった。
「ラボの中にハエが出たから殺さねば」で一話分、最初はなんか尺伸ばしの箸休め回かと思ったけど、これだけ展開が広がる中でワンシチュエーションで2人の会話メインな所が逆に新鮮で良かった。
E9あたりからカフカの話してたのがE10の頭でまんまハエになってて笑っちゃった。

後半に進むにつれてジェシーもウォルターも何を今更「俺たちは殺しはできない」なんて言っているのか…2人ともS1で一応人殺してるじゃないですか…
ガスの手下引いた挙句撃ち殺した時はあまりのあっけなさに笑ってしまった。

ジェシーはずっと被害者面しててムカつくな本当に。「ジェーンが死んだのは俺のせいでもウォルターのせいでもない、俺は受け入れた」みたいなこと言ってたけど確実にきっかけはお前や。なのにウォルターと関わったせいで俺は全て失った!とか…調子いい時はメイクマネーしてたくせに何やねん…

ただこのシーズンの最後でウォルターのために殺しをしたのかでキャラとしての魅力がグッと変わりそうなので次シーズン超楽しみ。
りんや

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