「純度99%」なドラマ💎
「純度99%はあんたらだよ」と言わずにはいられない。
まずさ、海外ドラマなんてさ、、
何でも良いから、きちんと完結してくれれば幸せで。
意味分からん理由で登場人物が消えないだけで幸せで。
脱落せず最後まで見られたら、ラッキー。
面白ければ、感動物。
大好きになる物が現れたら、出会えた事に
感謝。
奇跡みたいな物だと思ってる。
そんな奇跡が生まれるのは映画にドラマが
勝る点のひとつだと思う。
かける時間が違うから。
何年、何十年の彼らの生活を見るのはドラマだから。
キャラクター達への愛着も理解も、
きっと私達が解釈を出来ているのは
ドラマなんだと思う。
そして、このブレイキングバッド、
一番感じたのはウォルター達の、
「毎日」を見られる。
言葉通り「毎日」
ドラマあるあるで、しれっと数日後になっていたり
エピソード、シーズンが変わると
当然の様に時間が進んでいる。
でもブレイキングバッドは、
私達が知らない彼らの時間は無い。
余計に彼らを知れる。一人一人の性格や考え方をここまで分かった上で見れるドラマは無かったかも知れない。
そして二点目。
筋が通っていて矛盾が無い。
ご都合主義や「は？笑」って展開も、
ドラマあるあるじゃないですか！
今となってはこちらも慣れで「は？笑」すら思わない。
なのに、なのに、そこを甘んじず、
書き始めた時点で終わりは決まっていたんだと確信する程の出来。
あとは、ドラマでは「s1は面白かったのに」「どんどんぐちゃぐちゃになったなぁ」「s1s3はまぁまぁやけどs2はおもろいな」
「s1のe8が好き」が当たり前でしたが、
これに限っては「始まりから終わりで1話」
こんなドラマは初めて。
全部見て一本。なドラマ。
気分が良いドラマでは無いし、
何度も見たいドラマでは無い。
どのシーズンも9割は「はーーしんどいなぁ！！！！見なあかんかこれ！！」と
胃がキリキリしながら、、
でも、残り1割が9割を忘れるくらい
面白い！！！！
「ドラック💎みたいな」ドラマ。
気持ち的に大好きじゃないのに
今後自分の中でアメリカドラマの代表のひとつには入るし、
アメリカドラマを語る上で通るべき作品。これは絶対。
完走出来て、良かった。
そしてジェシーをこんなに好きになるとは😭😭😭
一番の予想外😭
今年見た映画ドラマのキャラの中で
一番のお気に入りかもな😭
すぐインスタフォローした笑
幸せなってな、、、
そして何よりラスト。。。。。。。
ウォルターとジュニアの電話。
最後にして最高だった。
一瞬で泣いた。
ここまで来てウォルターに感情移入するとは思って無かったし、ウォルターに泣かされる日が来るとも思わなかった。
そうか、、、、、色々あった、色々あったんだけど、一番ウォルターの感情が爆発したシーンに思う。
それを最後に持ってくるのが、見事。
からのジュニアの姿を遠くから見る。
声を掛けられない。
ばり泣いた。
亡くした父と重なって、突然死では無いんだからどうにかならなかったのかとどうしても思ってしまう、、ジュニア分かるけどな。めちゃくちゃ分かるけど。
子供に恨まれながら死ぬのは一番辛いと思う。
【追記】
ドラマは映画より、完走後の余韻。
抜け殻になる。
これは何度も、何度も、経験した。
終わらせたくなくてDVDBOX買ったのに
ファイナルシーズン数年見なかった事もある。(私のナンバーワン海ドラCHUCK)
それは、好きなドラマに限った現象だった。
好きなドラマでは無かったのに、
しばらく抜け出せなかったのは初めて。
見てる人もそばにいなくてブレイキングバッドの話も出来ないから、
ウォルターとジェシーの人生なんか
この世に無いみたいで。
自分の中の世界と現実とのギャップが
しんどいまであった。
頭混乱する。
1週間はそんな風に過ごして、ずっと現実に戻れなかった。
そのあと現実で唯一の映画友達との会話で
普通に「ブルーメス」の言葉を発して、
聞いて、「あ、夢じゃなかった」って驚いた自分にびっくりした。
そんな経験含めて、スコア5.0。
完走後に好きがここまで増したのも初なので、スコア5.0。
(((ごめんなさい以下余談です笑)))
最近同世代の人に映画の話をしても、みんな映画を見てなくてびっくりする、、、、
全然良いんです！趣味なんて十人十色！その分私はスポーツでの達成感とか知らないし！
でも、こうゆう体験って映画からしか出来ないし、感情を学ぶ言葉を学ぶ感性を学ぶを
私は映画からして来たので、
映画を見ない人は何からインプットをするんでしょうか、、、？
気付いて感じて嬉しい感動に、
気付けないんじゃない？と思ってしまう、、、
ふと1人に聞いたら「新しいインプットはしていない」との事で、、、ほなみんな何の為に生きてるん？と最近の悩み、、、
逆に私には映画しか無いんじゃないか、、とか
いや例えば仕事にしても私は魂削ってやってしまうし生き甲斐のひとつで、
どんな仕事も、その仕事でしか渡せない愛情をお客さんに渡してるように思ってる
近い事で言うとM-1グランプリ。
元々学生の頃から週3なんばに通ってNSC生ライブに行くくらいお笑いは好きだけど、
M1はそれが可視化される。
大人が本気で
「自分の努力は正しい事を証明する為」に、
「優勝してやっと自分が自分として生まれた事を良かったと思えるから、」
と優勝を取り合う。
そんな姿が必死な自分と重なって毎年身震いがする。
アンテナが大き過ぎる生き方はしんどいし
インプットの無い生き方が羨ましくもあるんですが
それをしない人は毎日何を感じてどうやって暮らしているんだ、、、
最近の悩み笑
