わわわ

グッド・オーメンズ シーズン2のわわわのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

1話ずつテンションが上がっていって、これからどうなるんだろう…とドキドキして挑んだ6話。

ま、まじかーーーー!!!見終わった後に叫んでた。ここで終わり!!?って見た人全員が画面に向かって言ったんじゃないかな。
S2は節々に、二人はパートナーじゃないの?とか、あなたのパートナーは…とか、アジラフェルとクロウリーがあたかも“恋人”であるかのような描き方をされているのが、てっきりS1でファンサイドが盛り上がったからメタ的なものかな〜と思ってた。いやいや俺たちはそんなんじゃ…って言うクロウリーを見て「そんなこと言っちゃって〜」と外側から見てる私たちがやいやい言う、みたいな図かと思った。
マジだった。
本当にクロウリーは、アジラフェルと俺たちだけになりたかったんだ。
終わりが近づいたあの時、俺たちだけで逃げよう!って言ったのはもちろんそう思ってたけどアジラフェルが愛してる地球を壊さない為にがんばって、今度は何のしがらみもなく二人になれるかもって思ったんだ。

その事実にすごくじーんときた。クロウリーがすごく一途で…ずっとガブリエルに対して怒りを燃やしてたのも、大切な人を殺そうとした奴だから。見てる私はそんなのすっかり忘れてなんかすごい怒ってるな〜としか思ってなかったけど、クロウリーには忘れられるはずがなかった。
ずっとずっとアジラフェルを思ってきたから危ない橋だって何回も渡ってきたクロウリー。ちょっとだけ過去編あったけどクロウリー本当に危ないことしかしてない…アジラフェルがうっかり善い行いだ、とか言うし。機転をきかせてうまいことくぐり抜けてきたんでしょうけど それでもまた助けに来るわけでしょ?一途すぎる、この悪魔!

だからガブリエルとベルゼブブがくっついたのが(これはマジでファンフィクだ…と思ってしまった)余計に羨ましかった。身近な存在がアルファケンタウリに行っちゃうんだから、じゃあ俺たちも行こう!にはなる。
ここまでずっと相互関係にあった二人だから、クロウリーもちょっとは勝算みたいなのがあったんじゃないかな。だからニーナに言われて、確かになってアジラフェルに伝えてみようって気になった。それで伝わらなくて、やっぱり俺の一方通行なんだって思った末のキス。
絶対最後、それでもアジラフェルが来てくれることを待ってたと思う。アジラフェルがやっぱり君と、って意見をひっくり返しても許してベントレーに乗せてくれたはず。

最初の天使時代にクロウリーからアジラフェルに羽で傘を作ってたとか、天使時代のクロウリーをアジラフェルは覚えてるとか、ケルビムらしさある攻撃ができる超強天使だとか言いたいことたくさんあるのにあまりにもつらいラストで全部持っていかれた。
天使の中でも天使らしくない感覚を持つ天使と、悪魔の中で悪魔らしくない感覚を持つ悪魔だから二人は二人でいられたのに。
頼むから早くS3を作ってほしい。
わわわ

わわわ