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永遠の仔のmugcupのネタバレレビュー・内容・結末

永遠の仔(2000年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


確かに痛いのに
張り裂けそうなのに
今にも死んでしまいそうなのに
心の傷は誰にも見えない

ギリギリの均衡を保っていた心は
三人が邂逅した日から崩れ始める

凄い、改めて観ても凄い話だ
20代前半の頃、私は天童荒太氏の本を読み漁っていた
痛みを知ることで優しい人間になれた気がした
けれど、人の痛みはどこまでいっても人の痛みで
自分の痛みも自分だけのものでしかない

それでいい
分かった気にならなくていい
特別な事など何もしなくていい
ただ知ること、そして生きていければ
普通の日々を笑って
ほんの少し周りの人に優しく生きていければそれで
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