茶一郎

ブラック・ミラー シーズン1の茶一郎のレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン1(2011年製作のドラマ)
4.4
【短】イギリス版『トワイライト・ゾーン』というか、ディストピア未来SF版『世にも奇妙な物語』というか。全てが科学技術が発達しすぎた「ディストピア」を舞台にした、一話完結オムニバス60分前後の寓話的短編集です。
 一話目の「国家」は、人気のお姫様を人質に取られ、英国首相が驚きの脅迫をさせられる「世論・大衆の曖昧さ」についての物語。
 二話目の「1500万メリット」は、どこかジョージ・ルーカス監督の長編処女作『THX1138』を想起させる管理社会と「愛」についての物語。
 三話目の「人生の軌跡のすべて」は、人類が自分の記憶全てを録画再生できるようになった世界のお話。
 二話目が特段に好きでした。
茶一郎

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