Train

ブラック・ミラー シーズン3のTrainのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン3(2013年製作のドラマ)
4.2
前も言ったけどどの話も既視感あるしエンディングが大体同じ気がするがそれでも今シーズンは傑作回が多かった印象。

1話目 ランク社会 8/10点 
人と会うたびに持たれる第一印象、SNSの投稿のいいねの数によって社会地位が左右される世界。このドラマ、これ系のものをやり過ぎてる気がしてならないが設定は面白かったしラストシーンのカタルシスは半端ない。卑語最高!

2話目 現実拡張ゲーム 6/10点 
旅してたら貯金切れたんでゲーム会社のベータテストでバイトしてみたって話。エンディング意外普通。あと携帯の電源は切りましょう。

3話目 秘密 8/10点 
ハズい所を撮影され「拡散するぞ」って脅される話。見てて嫌な汗が出てくる。思い出したくないな。

4話目 サン・ジュニペロ 9/10点
 エミー賞受賞回。これは粗筋を言わないほうがいいかもしれないがラブストーリーものである。まどマギの叛逆の物語のように全体に「何かおかしい」と違和感を醸しながら物語は進んでいく。事実が明かされた時の衝撃度は凄いがそれ以上にエモい。ベリンダ・カーライルのHeaven Is A Place On Earthの親和性が高すぎる。あとマッケンジー・デイヴィス可愛い。時代を交錯させる必要なかったと思うが傑作エピソードであることに変わりはない。

5話目 虫けら掃討作戦 8/10点
 戦ってた相手は実は〇〇だったっていう話。ジェイソン・ボーンシリーズと話は似てるかもしれない。この世に本気で劣等種族がいるとか思ってるやつは滅べばいいと思う。

6話目 殺意の追跡 9.5/10点  
1時間半あるのでドラマというより最早映画。炎上中のジャーナリストが殺害される。凶器はなんと花粉を運ぶ為のロボット蜂だった…ヒッチコックみたいに全体的に緊張感のバランスが取れてる傑作サスペンス。ジョジョ5部のナランチャの「オ…オレ…故郷に帰ったら学校行くよ…」、ディアボロの「何かわからんがくらえッ!」並に自ら地雷を踏みに行くベネディクト・ウォンのキャラにちょっと笑ってしまったがラストの衝撃度は忘れられない。
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