荒野のジャバザハット

ブラック・ミラー シーズン6の荒野のジャバザハットのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

みんな待ってたブラックミラーseason6!
個人的には大満足😆

今回はいつも以上に風刺の効いた作品が多めな印象。基本は近未来ではなくSFを盛り込むのは現代から過去の時代。

1話目の現代最も熱いコンテンツディープフェイクによるメタ展開は勿論最高。お話の進め方がかなり上手い。俳優協会が問題視している内容をここまで痛烈に皮肉るとは…流石ブラックミラー、傑作です。
2話目のドキュメンタリーに対する遺族や被害者達への配慮問題、こちらも答えの出ない問答にブラックミラーが皮肉で回答。いや、回答はしてないのか?笑
3話目は69年舞台のマンソンファミリー事件をSFに落とし込んだ、本当にいやーーな作品。性を扱う描写は1番身近で感情移入しやすい物、それに輪をかけたような最悪展開。これはしんどかった…。
00年代後期が舞台の4話目、まさかこう来るとはという、もう本当それだけです。。。w

そしてラスト5話目の問題作、これが宗教観や倫理観、冷戦の恐怖も詰め込んだブラックコメディで、ほんま笑えねえと思いつつ笑ってしまう、ヘンテコな1本。個人的にはラストの展開は凄い熱いというか、味方のいない社会を葬り去って未知の空間へ旅立つのは虚しくも尊い。
個人的には凄い好きだったな。

次回作も勿論期待して待ちたい😙