このレビューはネタバレを含みます
ケネス・ブラナー版『ナイル殺人事件』を鑑賞した折、テレビシリーズを回顧した。違いはそれぞれあるし、それぞれに意味があるのだが、比較的原作に忠実なテレビ版を見て驚いたのは、なんとエイミー・ブラントが殺害されるリネット役で出ているのと、夫をＪＪ・フィールドがやっていたことだ。
若き日のお二人におなじみのポワロ役デヴィッド・スーシェと映画には出てこなかったこれまたおなじみのヘイスティングス中尉のヒュー・フレイザー。シャーロックとワトソンのような関係の二人が画面に現れるだけで落ち着く。
ポワロの髭とかを見比べるのもいいのだが、ケネス・ブラナー版が意味したこともテレビ版を見てよくわかったような気がした。
