dalichokoさんの映画レビュー・感想・評価

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ケイト(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

東京観光だった。

ストレスフルスイング(2020年製作の映画)

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11月5日の「シネマ秘宝館」で鑑賞。とてもインパクトのある映画だった。
初期の森田芳光監督作品が重なり合う。
バットとボールが全く当たらない、というシーンが何度も繰り返され、主人公の人物像を一気に描き
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怪獣少女(2022年製作の映画)

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キネマ秘宝館(新宿ロフトプラスワン)にて鑑賞。
監督自らの解説入りで、とても盛り上がる。

それにしてもわずかな時間のドラマでありながら、少女たちの人間関係を凝縮させつつ、”怪獣”という災害が日常に存
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国葬の日(2023年製作の映画)

5.0

結局この映画を見ても、だれも主権が自分たちにあると考えない愚かなわれわれに対すして突きつけられたものだと思う。

若者がこの映画を見てどう考えるかを知りたい。もちろんこの映画を肯定する人ばかりではない
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ニモーナ(2023年製作の映画)

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こんなに美しい同性のラブシーンが、かつてアニメ存在しただろか。

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

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ウクライナがNATOに加盟しなければ、この戦争は起きなかった可能性があるようだ。


https://chokobostallions.hatenablog.com/entry/2022/03/19/
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ミラキュラス レディバグ&シャノワール: ザ・ムービー(2023年製作の映画)

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他愛もないドラマのように見えて、どこか懐古的なシーンが多くて好感が持てた。観覧車はころがるシーンは「1984」だったり、火の中で戦うシーンは「シスの復讐」のオビ・ワンとアナキンのバトルシーンだったり。>>続きを読む

空のハシゴ: ツァイ・グオチャンの夜空のアート(2016年製作の映画)

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国立新美術館で開催されている「宇宙遊」という企画に合致するような映画で、この短い時間に蔡國強の強さを寛大さを見事に詰め込んでいると思う。この映画を見て思うことはふたつ。

彼がこの壮大なプロジェクトを
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画家と泥棒(2020年製作の映画)

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サスペンス映画のようなドキュメンタリー。ラストにびっくり。

マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発-(2022年製作の映画)

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骨太の映画だった。捉え方が素晴らしい。

マーサ・ミッチェルどころか、夫のジョン・ミッチェルの存在すら知らなかったのだが、ウォーターゲート事件をめぐり彼女の発言がどんどんマスコミで取り上げられ、単に政
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ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

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残念な映画だった。
ユダヤ人男性と黒人女性が結婚するために、家族を説得するうちに、それぞれの民族的な迫害について話すうちに衝突するという切り口は悪くない。こういう深刻なドラマをお笑い(ラブコメ)で表現
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

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これは見るべき映画。すごかった。

いわゆるよくあるバイキング映画というより、黒澤明監督作品の演出が山盛りで、スターウォーズのエピソードもガッツリ盛り込んでいる新鮮で壮大なドラマ。最後のおじさんとの戦
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

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ちょっと腰を抜かすほど驚いた。要するにこの映画は、極めて自虐的な人類への挑戦の映画だ。原作との関係はバームバック監督がインタビューで少し話しをしているが、必ずしもコロナと関係しているわけではないようだ>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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ライアン・ジョンソンは、何しろスター・ウォーズ最後の三部作は破壊しようとした男である。その男がこの映画で何もしないわけはない。最後の最後でとてつもないものを破壊する。
そしてその破壊によって、彼(エド
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

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カメレオンの意味

冒頭、美しい娘のアップシーンから始まる。この始まりはとても意味深で、その後主人公の母親の顔が常にアップで映されることと対比的だ。結局娘のラウラが出てくるシーンはこれだけ。ラウラが母
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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残酷なほどの美しさ

1929年に出版された原作を、翌年1930年に早くも映画化された作品とこの映画を比較すると、原作が同じなので当然に大筋は変わらないが、映画としての狙いは全く異なる。別の映画である
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おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

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ひとことでまとめると「人間ドラマ」だった。
火星探査ロボットを擬人化して、彼女たちスピリットとオポチュニティという双子の姉妹を応援する物語。言うまでもなくドキュメンタリーである。当初90日と予定してい
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チャップリンの寄席見物(1915年製作の映画)

5.0

 カラー映像でこの映画を見た。極めて辛らつでおぞましいコメディと言える。チャップリンは二役。金持ちの紳士と、桟敷席の酔っ払い。チャップリンの映画は時に愛に溢れ、根底には現実な残酷性がある。
 この二文
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Filmarksのレビューで前作の自分の記録を見直したら、キャリー・マリガンの「未来を花束にして(原題:Suffragette=参政権)」のことが書いてあって、なるほど今回みたエノーラの続編も、モロに>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画はモンローを描くものではなく、モンローが置かれていた当時の社会を「虐待」という視点から描く新しい映画だ。ここではモンローを軸に女性蔑視や虐待を描いているが、広い意味では例えばダイアナ元妃が追い詰め>>続きを読む

星をかった日(2006年製作の映画)

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導入部からまたたく間にドラマの世界へ引きずり込む強引な展開に、たったの16分程度の宇宙にのめり込む。「ハウルの動く城」からスピンオフしたような話しだが、地球という規模を”買う”という行為の責任を負わさ>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.1

試写会で荻上直子監督自身が仰っていたとおり、この映画は「死」をテーマにしている。その昔『かもめ食堂』で外国で暮らす孤独な人物たちを描き、数々の少数派を描いてきた荻上監督が行き着いた貧困と死は、逆説的に>>続きを読む

劇場版ブルーバースデー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロマンスかと思ったらタイムリープものに、それはまるで『時をかける少女』のような甘酸っぱいものかと思いきや、ドラマはどんどんと違う方向へと誘われてゆく。そしてエンドロールを見ながら思い起こされるのは『8>>続きを読む

知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

陰謀説はかねてから噂されていたが、ケネディ兄弟の弟、ロバート・ケネディとの深い関係があったことが強調されていた。しかしそれはドラマの一部でしかなく、モンローの数奇で複雑な人生の最後の1ページ。
それ以
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

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いわゆるしょうもないラブコメか?と思いつつよくよく見ると、ラブコメを否定して自己肯定感を高めるなかなかよくできた話しだった。暇つぶしのつもりで見たがいい意味で裏切られた。

よくいう「テレビの見すぎ」
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アフター・エブリシング(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お涙頂戴のどこかの国の甘ったるいメロドラマか?と思ったらとんでもなかった。すごかった。
前半の切り裂くように締め付けられる「病」という痛みと「愛する」ことの痛みの反動が後半にとてつもないほど痛々しく描
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大人の目線から子供の目線へと目線がゆれる映画。ここに出てくる大人はほとんど病んでいる。そして子供の世話などしたくないと思っている。それを察した子供のする行為は、大人以上に大人びた態度で示すしかない。大>>続きを読む

クリスマスに降る雪は(2019年製作の映画)

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美男美女のオンパレード。
そして多様性のオンパレード。

イザベラ・メルセード目当てで鑑賞したが、彼女だけでなく、誰もが美しい方ばかりの映画だった。少年少女の微妙な心理、心の機微が丁寧に描かれていたと
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

途中、あるビッグバンドのデビュー曲のイントロが流れておしっこちびりそうになった。もう大興奮!!歌詞がこの映画に合ってるのね。
(=^・^=)

https://chokobostallions.hat
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジャン・ピエール・ジュネがNetflixで撮った最新作は未来を大胆に描きながら、思い切り現代に切り込んでいる。何しろCovid50である。

アンドロイドに支配された世界で、偶然居合わせた家族とご近所
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トールガール 2(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作でボーイフレンドの励ましで、背の高さをビハインドとしてきた女性の開花を描いたが、本作はそんな彼女がさらに成長する過程を描く。大きな舞台の主役に抜擢されて、本番までにボーイフレンドと別れたり、別の男>>続きを読む

ロイヤル・トリートメント(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ベタなドラマではあるが、格差やジェンダーや『イン・ザ・ハイツ』などのテーマも重なる。国家のトップが盲目のように現実を直視しない、という現実も示していてテーマは深い。
注目したのは執事のウォルターだ。演
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ホーム・チーム(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どうしても『がんばれ!ベアーズ』が思い出される。懐かしいね。

とてもいい話しだった。
単に弱小チームを強くする、というだけの話しではない。むしろコーチする側の問題にフォーカスしている映画である。
(
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嵐の中で(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キーワードは1989年。それまで世界を二分してきた社会主義と資本主義の壁が崩れ、世界は瞬く間に新自由主義経済を軸とするアメリカ中心の資本主義が蔓延する。その時代と今がタイムリープする。今、我々はパンデ>>続きを読む