制作費42億円を見せつけられた
約30時間の映画ですわ
ここ10年で日本民放ドラマの制作費は下がりまくり、大河でも30億円の中、約3ヶ月全24話の放送で42億円とは（半泣き）
しかもその金の使い方が正しいからクオリティも良いし、脚本・演技・演出揃って万歳三唱
話題性の大きさや話数の違いが根本原因な気はするが、それでも視聴者が「鑑賞」する国としない国でどこまでも差は開くんだなと実感するし、日本ドラマはNetflixや韓国ドラマから学ぶことはできても追いつく日は来ないだろうと確信した
まあ、太陽の末裔／トッケビの監督と脚本家が世界一韓国系アメリカ人っぽいイ・ビョンホン&世界一侵略されゆく朝鮮の貴族子女っぽいキム・テリを連れてきたら42億円引っ張れるのは半ば当然でもあるんだろう
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「良い俳優は声が良い」を体現する主要人物5人、脇を固める役者たちも納得のいく人ばかりで大満足でした
微妙な感情線の動き、針の穴に糸を通すばりの細かな表現は流石韓国
“悲しい” 結末(sad ending)と言われればそうなのかもしれないが、それは ”美しい” 結末でもあるので、結局ベストな終わり方なのかな
あの状況でお互いを守った上で生き残るなんて非現実的だし
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また、それぞれ自らの祖国だと信じる国が違うことが話に深みを出している気がした
決して韓国系アメリカ人が朝鮮を守ろうとしたのではなく、アメリカ人という立場だからこそ出来ることがあると気づいた青年が好きな女を守り、それが朝鮮義兵にプラスになったと
ユジンが一貫して「自分の祖国はアメリカだ」と言っているのは大きなポイントだと思う
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反日うんぬん言われていたが、当時の朝鮮を日本が侵略した、朝鮮人からすれば侵略されたのは事実で、それに立ち向かう人たちを描いた話だから日本が敵として描かれるのは自然かなと… 反日というより史実
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一つ違和感があったのは血がほぼ赤色の水だったところ
あと鍼師の爺さまにもう少し長く生きて欲しかった… トッケビが助けた少年よ........
