きみどり

ザ・クラウン シーズン6のきみどりのレビュー・感想・評価

ザ・クラウン シーズン6(2023年製作のドラマ)
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ファイナルシーズンpart 1

シーズン1〜4が「英王室のゴシップを通じて知る英国現代史」だったのに対し、シーズン5以降はただのゴシップドラマになってしまったなあ…。この世は彼女の恋愛沙汰とパパラッチだけで回っとるんかという世界観になってて、残念。
女王と同時代に生きた市政の人々の姿とか、つい数十年前にあった(でもすっかり忘れてしまった)歴史的事件とか、そういうのが面白いドラマだったんだけど。

配役も今ひとつだし。とかなんとか文句を言いつつも、シリーズ開始当初から観てた大ファンなので、ついにファイナルかと思うと感無量ですよ…って7年も経っとる!マジスカ

シーズン5に引き続き、アルファイド父子の確執というか、拗れまくった毒親描写が見せ場だった。もちろんああいう演出なんだろうけれど…。チャールズ国王もドディ・アルファイドも、父親に強制されてダイアナを妻にした(しようとした)という因果の繰り返し。ここでシーズン4と同じく鹿撃ちの場面が出てくるのが印象的。

アルマ橋の交通事故を目撃する名も無きパリジャンの役をしてた男性、『ウルフ・ホール』でアン・ブーリンを処刑する首斬り人をやってた人だわ🫢 しかもあのドラマのアン・ブーリンはクレア・フォイだった。


正直なところ、part1だけで終わりにしてもいいんじゃ?というくらいの消化試合になってきた(これは私のお気持ち問題なんだけど)
これまだpart2に続くんか…。観るけど…。
きみどり

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