「何でこんなに面白いんだろう…」と見始めたら、止まらなくなってしまった。やはり面白い。
本シーズンは、ロメロが冷戦の恐怖をゾンビの恐怖に置き換えた『死霊のえじき』から始まる通り、ついにソ連が絡んでくる物語。
やはりと言うべきか、成長したキャラクターとキャラクター同士の化学反応が前面に押し出されており、もうこうなってくるとMCU同様にキャラのやり取りを見ているだけで視聴者の興味が持続する訳ですが、『ストレンジャー・シングス』は手を抜かない。冷戦の恐怖『SF/ボディ・スナッチャー』を軸に、『遊星からの物体X』(サウナテストなるものが登場!)、『ターミネーター』を全て混ぜても美味しく頂ける奇跡のブランドを見せてくれます。
そして信じる気持ちと『ネバー・エンディング・ストーリー』!もうこれを見て80年代がダサいなんて思えない、そして皮肉にもキャラクター劇としての毛色を強めていく『ストレンジャー・シングス』は一生終わらない物語になるのでしょう…【記録】