シーズンが進むにつれ、確実に引き込まれていっている。主人公の少年・少女たちの成長も微笑ましいけど、それに伴うそれぞれの発言も随分と大人びてきてるし、見た目とのアンバランスさがまた面白くて。活躍の場が個々にしっかり用意されていて、キャラクターの生かした方も上手い。
80年代を描くに当たって、実際かなり製作費を掛けてるんだろうと思うけど、あくまでテレビサイズのスケールに甘んじているところもまた好印象。風呂敷は広げているのに、当時の雰囲気を壊さない程度の、当時描かれていたであろう丁度いいくらいの陳腐さがなんとも絶妙で。
いきなり「ネバー・エンディング・ストーリー」を唄い始めた時には吹き出してしまった（笑）もはやファルコンくらいしか覚えてないけど、当時は擦り切れるくらいレコードを聴いて同じように唄ってたなと、しばしノスタルジックな気分に。そういやリマール、元気でやってっかなあ。
本シーズンから登場したキャラクターに、いかにも満を持して感が満載の女優さんがいて、こりゃ絶対に何かあるなとググってみたら、ほらみたことか、イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘さんだそうで。言われてみれば雰囲気はユマ・サーマンにそっくりだし、ここから階段を駆け上がっていくんだろうな。★4.2
