イギリス版「ヴァイキング」。
ヴァイキングを題材にした歴史大作ドラマということで否応なしにカナダ産の傑作ドラマ「VIKINGS」と比較しながらの視聴となりました。
VIKINGSと比べると全体的に登場人物の性格が悪くシナリオもどちらかというと策略というよりは政治寄りでお国柄(イギリス)を感じる作風でした。
決闘や合戦シーンのスケール感は流石。ヴァイキングの盾を利用した合戦はいつ観ても壮観です。ただ全体的にシナリオが上記のように政治寄りなのと最後の合戦の決着も戦略というよりは精神論的なところがあり、ヴァイキングに比べると盛り上がりがイマイチでした。1作品としての出来は申し分ないものの、比較対象から逃れられないのが少し不憫か。