ちどりん

朱蒙のちどりんのレビュー・感想・評価

朱蒙(2006年製作のドラマ)
4.7
漢に滅ぼされた古朝鮮の流民を助け領土を取り戻すため父の意思を受け継いだ高句麗始祖チュモンの話。
全81話の初めの方は扶余の王子として育てられ、商団との出会いや実父と知らずに武芸を習ったり、漢に負けない剣の開発や兄たちにいじめられ扶余宮の中でグダグダ翻弄される。
後半扶余を去って流民を集めだした辺りからいよいよ高句麗を建国しようと闘いに継ぐ闘いでクルクルピョンピョンととにかくアクションが毎回見もので面白くなってくる。
ラストに近づくにつれて軽い丈夫な鎧ができたとかで皆身につけていたけどアクションとしては鈍くなっていた。
実際は重いしかさばってたのかな。
このドラマの高句麗は話し合いで解決しようとしているけれども結局は奇襲しまくりバッサバッサと人を切り領土奪還とはいえ周りの国を奪っていくってもはや最近でいうテロ集団⁉︎
しかも部下はほとんど荒くれ者。
でも応援したくなる、そんなチュモンに私もハマりました。
続編は「風の国」同じく主演ソン・イルグク 。
俳優さんたちの乗馬や演技がまた素晴らしく最終回のムゴルはたくさんのドラマを観ているけどその中でもズバ抜けて上手かった。
最後の最後でファンになりました。
日本人の祖先でもある弥生人または渡来人に何らか関係のあるやもしれない高句麗(三足カラス)の話はフィクションでも歴史好きにとっては関心があるドラマ。
竹島は韓国の領土だー!とか先頭に立って運動しないでね。
チュモンから抜けきれてないじゃん…。
ソン・イルグクさん、日本のファンをガッカリさせないで下さいね。
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