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13の理由 シーズン4のcompmuaのネタバレレビュー・内容・結末

13の理由 シーズン4(2020年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ブライスを殺し、その罪をモンティになすりつけたクレイ達
でもモンティのアリバイを知るウィンストンが転校してきたことで、運命共同体だったはずの仲間への疑念と自分たちの罪の重さに苦しむクレイ達。
こういう言い方は変だけど、みんな苦しんでて良かった。あれで平気で暮らしてたら人としてどうなのって感じだったので。

ジャスティンの死でなんとなくいろんなことを有耶無耶にした脚本には言いたいことはあれど、彼らの卒業まで描くことの意味はあった気がする。

最後、トニーと二人、大学へ新しい生活へ旅立つ二人が
青春映画のラストシーンのような希望に溢れた出発じゃなく、言葉を交わすことなく、胸に巣食う不安に押しつぶされそうになるのを紛らわすように、窓を開けて外の空気を取り込む姿がすごくリアルで良かった。
卒業してハッピーエンドじゃない、この先も希望より不安の方が大きいかもしれない、でも、この先辛くても寂しくても生きていくしかない、やっていくしかない、そういう姿だった。

ジャスティン役のブランドン・フリンのかわいさは異常
クレイ役のディラン・ミネットもわんこみたいで放っておけない感あるけど、ジャスティンのそれは異次元レベル
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