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オザークへようこそ シーズン4のBoschのレビュー・感想・評価

3.5
シーズン4まで、しかも最後は12話目までありラストに至っては1時間超え。
ここまで長い作品なのに基本的には1話! 

さまざまなキャラが入り乱れ、利害が絡み、相反し、殺し殺される。どこまでも追い詰められ難題を抱えながら狂ったように問題を乗り越えて、崩れ&再生するマーティ一家の描き込みが見事だが、中盤に本題に不要なキャラが出てきて話しが無駄に長くなるのは残念。

主人公達は、基本的にドラッグカルテルの洗浄係であり、手を組み、そして渡り合うのもシカゴギャング、地元のヘロイン業者、悪徳政治家、汚職保安官、殺し屋、犯罪者同然のFBIと悪党ばかり。

その中で、よくもここまで込み入ったストーリーを考えたもの。最終話の最後まで騙し合い、そして殺しの連鎖が続くが、落とし所はどうなるか?ラストはかなり盛り上がる。
…しかし、FBIが活動資金欲しさにカルテルの活動を黙認してその金を押収するってのには驚き。

撮影に4年位かかっているため、キャストの変化、特に子供の成長がすごい。
監督も主人公2人がやってたりロビン・ライトとかもやってて驚き!
番外編である撮影裏話の「これが最後の、オザークへようこそ」も楽しい。
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