『ラブアゲイン』『ラストベガス』のダン・フォーゲルマンが総指揮、製作、脚本で贈る、至極のヒューマンドラマ。
ついにファイナルシーズン。
人生は、悲しみや苦難も多いけど、愛に溢れてるんだという事を教えてくれる素晴らしいドラマだった。
『THIS IS US』というタイトルがここに来てじわじわと心に広がって、タイトルだけでうるうるしてしまう程、本当に良いドラマ。
ストーリーはもちろん、出てくる物や色、色んな部分に家族に対してのリスペクトや思いやりがあって、見つけると凄く嬉しい。
一人一人を深掘りして行くから、ノスタルジックさが半端ないのに、過去に囚われるだけじゃなくて、きちんと現代、未来へと前向きな気持ちに繋がるのもとても素敵。
このドラマを観ていると、日常で過ぎ去っていってしまう、周りの物や人や時間が、どれだけ尊くて、奇跡の上に成り立ってるのか気づかされる。そして、一瞬一瞬が愛おしくてかけがえのないものなんだと感じて、心が温かくなる。
キャラクターが良い、キャストが良い、構成や脚本や音楽が良いのはもちろんなんだけど、面白いを超えてくる巧みな脚本は、ラストまで驚きと感動を与えてくれました。海外ドラマフリークを唸らせる秀逸さ。好きなドラマは数多くあるけど、こんなヒューマンドラマは観たことがないし、圧倒的ナンバーワンだと思います。
ファイナルシーズンまで観ても結構謎なのは、撮影の順番。子役の子達、ずっと同じくらいの年齢じゃない？錯覚してるだけ？
そもそも終わりまで見越して撮ってたのかな？と思ったけど、現代エピソードにはコロナ禍も入ってたりしたし…。でも過去エピソードだから内容は変わらないのかな？やっぱり先撮り？シーズン6まであるから最低でも6年は製作してる訳だし…。気になるわー！『ストレンジャーシングス』みたいに子役の成長をリアルに見守れるのもいいけど、こんなマジックも素敵✨
あと、うっかり忘れがちだけど、老けメイクの凄さ。特にレベッカ。大人キャストで一番歳下なんだよ。演技力も凄いんだろうけど、ちゃんと大人ビッグスリーのお母さんに見えるのが凄い。
家族って、時に面倒で、煩わしく思ったりする事もあるけど、大切さを時折思い出しながら、感謝して生きていかないといけないね。
本当に色々あったけど、ディスイズアスらしい終わり方だった気がする。物語は終わらない。
スコアが5までしかないのが残念。
12点付けたいです。
ここからネタバレ⚠️⚠️⚠️
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レベッカの認知症がどんどん悪くなって行くのが、観ていて辛かった。レベッカが認知症を患ったまま亡くなるのは、前から分かっていた事だけど、切なかった。本当ならビッグスリーやミゲルの事も忘れてしまったりするのかなと思う。ドラマでこんなに辛いのに…と思うと、本当に怖い病気だと思う。
亡くなる前の走馬灯みたいな物が、列車で表現されていたのは良かったな。ミゲルがさらっと出てきて終わりだったのは寂しかったけど。
ミゲルが亡くなったのが一番泣いて、一番辛かった。まさか先に亡くなるのは予想してなかったから。でもそんなまさかが人生には起きるよね。ミゲルを探すレベッカがまた辛かった😢
後は、ケイトビーよ…。どんどんすれ違って、お互いに求めているものがズレていって、喧嘩ばかりになる二人を観てるのはしんどかった。前にあったケヴィンとランダルの件くらいしんどかった。
仕事で成功していって、仕事が楽しい、認められて嬉しいって気持ちも分かるし、でも大好きだった人の大好きだった部分が違う方向に行ってしまうのを肌で感じて行くのも辛いかな…。難しい。お互い上手く行くように努力しても無理って事もあるよね。でも、最後は仲の良いケイトビーに戻って嬉しかった。
ソフィー役の人、ウォーキングデッドにも出てたけどやっぱり美人で可愛くてお顔が好き。
今すぐ観返したいけど、8月はドラマが忙しいのでまた時間が経ったらまた最初から観よう。本当に大好きなドラマだったー😭✨❣️最高のヒューマンドラマに出会えて幸せ！！！
