映画版を先に観ているので、ストーリーは分かっていたけど、コロナ禍が背景になっている現代バージョンだったのでより身近に感じた。
特に一話目が辛すぎる…。
映画版で刑事役だった竹野内豊が父親役なので、竹野内豊にとって忘れられない作品になっていそう。
拉致、レイプ、殺人を犯した少年。
娘の復讐の為に少年を殺めた父親。
殺人を止める為に誤って殺害してしまった刑事。
同じ殺人なのに、法においての罰が違う事の矛盾。
少年法はどうすれば正しく機能するのかな。
更生する子達がいる中で、どうしたって更生しない子達もいる。そういう子達は結局また人を傷付けるし、取り返しの付かない事にもなる。
復讐からは何も生まれないのかもしれないし、人を殺す事はもちろん悪い事なんだろうけど、自分の子供をあんな殺され方したら、仕方ないと思う。この父親には、復讐する権利あるよと思うなぁ…。
むしろ殺してくれと思いながら観てた。
少年達の演技上手すぎて心底憎くなったわ。
私は子供はいないけど、愛する我が子(犬)をむごい殺され方したら、絶対犯人殺す。考えたくもないけど。
愛する者を故意に無惨に奪われたら、そういう気持ちになるのが人だよね。
父親の手紙、やばかったな…
もう、辛くて、苦しくて…
色んな人の言葉がその都度胸に刺さった。
めちゃくちゃ辛くて、ずっと泣いてて、一気見出来ませんでした。
辛いけど、こういう事を一人一人感じて、考えるのって、大事な事だと思う。
辛いので、元気な時に観て欲しいです。
