ジョフリーが毒殺される事による玉座の移動、事の始まりとなるジョン・アリンの死の黒幕判明、ハウンドとアリアの別れ、ティリオンの死刑判決とシェイとタイウィン。シーズン2シーズン3に比べて物語が大きく蠢いた印象（壁周辺のエピソードはそんなに好きではない）。
シーズン1やシーズン2辺りでは『王家同士の争い』だったストーリー構造が『登場人物それぞれの想い』によって動き出す事に。歴史というものは大きな物語に導かれるのではなく、沢山の人間たちそれぞれの想いによって捻じ曲げられながら進んで行く事を痛感する展開が連続した印象のシーズン4だった。
