このレビューはネタバレを含みます
〜前半の感想〜
芝刈り機で心臓止まるかと思った。
グロは割と平気でも
こういうドラマで突然来るのは違うよね。
びっくりしたー
ちょっと謙遜し過ぎただけ、
うっかり役員の名前を書き忘れただけの彼が
何故こんな目に…
あの運転してた秘書
ずっとぼんやりしてた人だったけど…
端役のキャラ設定までしっかりしてる。
この時代の男性はすぐ女性に見返りを求めるなぁ
それに応じる女性達は満たされていないのか。
〜後半〜
物語の大枠がきちんと作られてるので
見てて安心する。
今回もシーズンラストは大きな時代の変遷とともに。
時代考証もきちんとされてて、
ファッションもセットも凝ってて楽しい。
質がいいってこういうことか。
ヒルトンとの関係がどう転ぶかと思ったら
偉人伝で終わって拍子抜け
ドンのヘタレが露呈する重要な局面ではあったが。
そして最終話はかなりアツかった。
全員解雇してくれ!→選抜組で新会社設立
違うドラマかと思うくらいキラキラしてた笑
気付いたら全員好きになっているのが
ドラマの良いところ。
ドンイケメンで顔芸面白いし、
ベティが常に苛々してるの共感して笑えるし
(またペチコート姿見たい。可愛かった)
スターリングはスタイリッシュで憎めない
妻になったジェーンのうざっぷりも楽しい。
ピートはスターリングと同じお坊ちゃまなのに正反対で
自己肯定感低くてせこくて嫉妬深いところが愛おしい。
最終話でドンがピートを誉めたシーンが一番好き。
ドン、流石、分かってる!!って泣けた。
あとピートの奥さん、天然なようで妻として有能
サル、可憐で好きなんだけど降板なのか?
ケンや、髭パイプのアウトロー気取り(名前忘れた)も
同じ様に降板なんだろうか。
その前にサルには特別エピソードが組まれたのだろうか。
テレビ担当のメガネさん、柔らかくて好きだから
クーパーに呼ばれて嬉しかった。
絵の話して良かったね。
クーパーはいつも指摘が鋭くて目を離せない。
日本趣味のたぬきおじさんは
思慮深く誰よりも人心掌握が上手い。
そんなクーパーを言い負かしたレーン!
インド行かなくてよかったね。
まさか新会社の社名に加わるとは。
奥さんに泣かれそう。
一番好きなのはジョーンかな。
いい役すぎるでしょ。
最初は如何にもな お局不倫女だったのに
いつの間にか
ガキ臭い旦那のお守りをする不憫なキャリア女性に。
俺たちを首にしてくれ!、の時に最も熱かったのは
これでジョーンが戻るのか!!ということ。
ずっとヤキモキしてたからね。ほっとした。
ドンとペギーの関係性がやっと理解できた。
もうひとりの自分なんだね。
ドンはペギーに、自分が持っていた野心を見てるのか
ペギーはドンを目標にしているし。
ペギーってまだ私の中では
あんまり掴み所のないキャラクターだけど
ドン同様、異性関係が派手なのは
何か意図があるのかな。
養子の件とか、ペギーはこのまま
何もなかった様にやり過ごすのだろうか。ピートもね。
唯一嫌いだったのがメンヘラ女教師だが
流石に振られ方が酷過ぎて少し同情した。
兎に角みーんなキャラクターが面白くて
人間関係ぐちゃぐちゃで見てて飽きない。
もうシーズン3終わっちゃったのか。
シーズン進むにつれ面白くなってるので次も期待。