cherry

獣になれない私たちのcherryのレビュー・感想・評価

獣になれない私たち(2018年製作のドラマ)
4.1
ガッキー可愛すぎるし、松田龍平のあの静かな役どころが観ていて落ち着いた。

仕事帰りに彼女たちが集まる5tapにすごく憧れた。マスターも素敵でまさにオアシス。
そんな場所を自分も作っていきたいと思ったし、そこで今日あった出来事を今作みたいに話せる人がいたら、もっと素敵だと思った。

田中圭演じる京谷の気持ちには全然共感できなくて、終始モヤモヤした気持ちでいた。でもそこに入ってくる菊地凛子演じる呉羽さんの破天荒っぷりを見ていると、どうでもいっかって気持ちになったり笑
呉羽さんのあの自由な服装もかっこよくて憧れる。自分の好きな服装で、自分の好きなことをやる。それが出来る彼女は、真っ直ぐで芯のある人物に見えた。

色んな部分で憧れの詰まった作品だけど、その一方、仕事のつらさも多く描かれていた。たくさんの場面で彼女の周りの環境に納得のいかない所があったし、それは彼女も同じように感じているだろうから、余計に悲しい気持ちになった。
その状況を変えようとせずに、変えられなくて、毎日を続けている自分を「獣になれない」としているけど「私たち」としているのが、自分だけじゃなくてみんな一緒っていう感じがして、そこに優しさがある気がした。

あとは、あいみょんが歌う「今夜このまま」があいみょんの曲で一番好き!このドラマにぴったりと寄り添うようなところがものすごく素敵だった。
cherry

cherry