ジョン・ル・カレ原作との情報だけで第二話まで観るも、あれ、この主人公どっかで観たことあるぅぅぅ・・
誰だっけ・・おお！こりゃもしかしてロキかい(゜o゜)
って気づくの遅いですか。
でも確かロキの瞳は黒い、本作の主人公は瞳が青い、私の思い違いかなぁー
そう気づいてしまうと、ル・カレの原作はどっか行ってしまって、ロキの話に観えてしまう。
原作は未読だが、どうも大分改変してあるようだ。その所為か、わさび抜きの寿司のような味わい。
第一話の、アラブの春の騒乱の最中、カイロのホテルのナイトマネージャーとして勤務する主人公は魅力的。そこから武器輸出商人の組織に、潜入捜査に入るスパイとなる。
英国内部のMI6とMI5の対立や軋轢等、ル・カレらしい話の運びは有るものの、後半は温い。
特に最後の着地は、苦み無しの大甘。
007のようなドンパチがある訳じゃないんだから、リアルな諜報戦が観たかった。
