豪華俳優陣の演技で魅せたドラマ。
後半は親権争いに焦点が移行してしまい、本来の事件に対するエピソードがぼやけてしまったような。
着地点もシーズン2で終わっても、シーズン3へ繋げてもどちらでもいいように締め括っているように思えた。
結局あのシーンはどういう意図があったのだろうと思える箇所もあったので、アンドレア・アーノルドの最初の構想で見たかった気もする。
最終的にジャン＝マルク・ヴァレがチームを率いて編集したり、追撮するのだったら、最初から彼が演出すれば良かったのにと思う。
シーズン2も十分に楽しめたけれど、シーズン1の完成度が高かっただけにその点が残念で終わってしまった。
とにかく、女優陣の演技が凄まじいくらい素晴らしく強く印象に残るシーズン2だった。
自分はゾーイ・クラヴィッツの演技に賛辞を贈りたい。
