ドラマシリーズ史上最高傑作の一本とも言える『ザ・ボーイズ』の第四シーズンです。
完全に時代を予見しているような恐ろしい内容で、これまで以上にシリアスな展開でみせてくれます。
スーパーヒーローが実在する世界を描きますが、現代の風刺劇であり、スーパーパワーが人をヒーローにするわけではないのが本作の世界観です。
パロディや風刺で笑えていたものが、クライマックスに向かうにしたがって、笑ってしまった事にゾッとする構成になっていきます。
対立はより拡大して、倫理はより崩壊して、より現実に近づいていく。
次のシーズンがファイナルになるとのことですが、期待して待ちたいですね。